「KOBOLD Guide to Plots & Campaigns」 19のエッセイにはTRPGプレイヤーに 必要なヒントやアドバイスが満載です!
プロット、トーン、分岐するストーリーテリング、 ペーシング、アクションシーンの作り方など 様々なエッセイがTRPGプレイヤーの心に刺さります!
目次
「KOBOLD Guide to Plots & Campaigns」とは、
新米ゲームマスターもベテランゲームマスターも、ゲームに新たな変化を与えたいと考えている人にも役立つエッセイが19本収録されています。
新しいキャンペーンを始める方法、公開されているアドベンチャーを使ったり、最高のアイデアを探すためにそれらを略奪したりする方法、クリフハンガーに向けて構築する方法、そしてプレイヤーを何ヶ月も何年も夢中にさせることができるゲームをデザインする方法を、13人のエキスパートゲームマスターたちが紹介しています。
邪悪なキャンペーンを実行したり、キャラクターを異世界のような設定にしてみたいと思いませんか?
印象に残る効果的なNPCや悪役を作成したいですか?
プロット、トーン、分岐するストーリーテリング、ペーシング、アクションシーンの作り方など、ロールプレイングで最高のロールプレイをするために必要なヒントやアドバイスが満載です。
キャンペーンを一から構築し、劇的な結末を迎えるまでプレイヤーを夢中にさせる方法が、GMする際の悩みを解決するアドバイスが掲載されています!
19のエッセイにはTRPGプレイヤーに 必要なヒントやアドバイスが満載です!
シナリオのプロットやキャンペーンに関するエッセイが19本収録されています。
どれも実際のTRPG体験や知識をもとに書かれているので、自分の中の体験や問題に置き換えて面白く読み進められます。
それぞれこんな感じのタイトルになるかとおもいます。
- キャンペーン開始
- 他の方の体験談
- 最初にエンディングを選ぶ
- ダークサイドを描いてみよう
- 異世界のビジョン
- 最後に我々は勇敢な英雄たちを残す
- ストーリーテリングのコツ
- 剣を振り回すだけではないアクションシーン
- トーンと大言壮語
- 分岐するストーリーラインとノンリニアなゲームプレイ
- 一風変わったNPC
- 敵を魅力的にする
- ペーシング、ビート、時間の経過
- 複雑なプロット
- フックを研ぐ
- 手放す術
- 世代別キャンペーンの立案
- クリフハンガーを効果的に使う
- 即興の冒険。ここからあそこまでの旅
どれも魅力的な話題ばかりなのですが、特に興味深かった「13.ペーシング、ビート、時間の経過」に関して感想を書いてみたいと思います。
「13.ペーシング、ビート、時間の経過」ペーシングのために準備段階でGMができること
ペーシングは、最近特にGMするうえで考えていることでした。
ペーシングとは、プレイヤーにとって適切なスピードでゲームを進行させることであり、その結果、シナリオデザインと同じくらい、あるいはそれ以上に、GMの領域に大きな影響を与えます。
セッションで「早い」と感じることは少ないと思います
どちらかというと「遅い」と思う事の方が多くて、それはGMしていて不安に感じる要素です。
本文でも語られていますが、「遅い」と思う問題は、経験の浅いプレイヤー、準備のできていないGM、戦闘を重視したシナリオ、あるいはゲームのストーリー要素が最も遅いプレイヤーのペースで動かなければならないという単純な見当違いなど、様々な要素があると思います。
これらの要素に対してGMだけが準備段階で何らかの対策が立てられる存在です。
エッセイの中でも、キャラクターやキャンペーンの動きの感覚を決めるのは、戦闘ではなく、記憶と物語の変化だとして様々な手法が案内されていました。
セッションの時間対効果をあげるは取り組んでいきたい課題だったので大きなヒントをもらいました。
5 Room Dungeonsの著者さんのメールでこの本の事を知りました。
「KOBOLD Guide to Plots & Campaigns」 のことは、「5 Room Dungeons」の著者さんのメールでこの本の事を知りました。
「5 Room Dungeons」は以前紹介させていただいたことがあります。
本自体も面白いのですが、著者さんが送ってくださるフォローメールも面白いのです。
最近いただいたメールで「2.他の方の体験談」の内容に触れられていました。
それで興味を持ち購入した感じです。
実際とてもいい本でした。
洋書はキャンペーンのノウハウが豊富な気がします。
いいインプットができたので、実際のセッションでアウトプットしていきたいです!