駄兎本舗さんのTRPG「蒸壁のエスピオナージ」のリプレイです。
デザイナーのはったさんにGMしていただきました。
スチームパンク&スパイアクションRPGを堪能させていただきました!
目次
蒸壁のエスピオナージ リプレイ「Orb in the sky」
GM:それでは、蒸壁のエスピオナージリプレイ【Orb in the sky】始めさせていただきます。 よろしくお願いいたします。
PCたち:よろしくお願いします!
■ブリーフィング:集合
GM:まずは、ブリーフィングフェイズです。 ほかのTRPGだとオープニングフェイズに該当する場面ですね。 ブリーフィングフェイズは〈集合〉〈通達〉〈作戦〉の3つのシーンで構成されています。まずは集合シーンからにしましょう。
“バンテージ”ビアンカ:了解です。
GM:時刻は昼ごろ。 PCたちがとある場所に集まるシーンです。 場所はランダムでもいいのですが、今回はちょうどいいPC間の関係になっているので、スティンガーことクリフォード夫人の邸宅に集まりましょう。まず、家主であるスティンガーの自己紹介からお願いします。
“スティンガー”フローラ:はーい。では……
▼自己紹介……“スティンガー”フローラ
わたくしはフローラ・クリフォード元侯爵夫人。
もとはちょっとだけ軍属でお飾り隊長なんてしておりましたが、今はこの通り、暇を持て余した有閑マダムですわ。
夫のリュカは侯爵が終わったからって絵画を描き溜めるような一周旅行に出てしまいましたし、娘のデボラも今は寄宿学校。
オートマタのメイドと悠々自適に暮らしておりますのよ。
娘に言わせるとわたくしは『とーってもおしゃべりで友達にしたくない』というんだけれど、ひどいと思わないかしら?
わたくし、必要なことをちょびっとしか話してませんのに……
“スティンガー”フローラ:と、こんな感じで長セリフ系のキャラクターです。「そろそろお客様が来てしまうわ。お茶を用意させないといけないわね……。ビアンカ? ビアンカ、これから来るお客様にお茶をご用意なさい」
“バンテージ”ビアンカ:では、フローラお嬢様のもとに、メイドワゴンにお茶やケーキなど載せて現れます。
▼自己紹介……“バンテージ”ビアンカ
オートマタでサーヴァントのビアンカです。
見た目は14歳くらいの、小柄なオートマタです。
怪我をしているとか、壊れているとかではないのですが、左腕に包帯を巻いています。
フローラ様とは15年の付き合いで、嫁ぎ先にも一緒に来ました。
どこでも一緒、お世話をしないと、しかたのないお嬢様だ、という感じだったのですが、最近スパイの任務についている間留守番でさびしい思いをしています。
しかし、いつまでも待っているだけではありません。
“バンテージ”ビアンカ:「また任務ですか」 お茶出しの際に少し不満そうに言います。
“スティンガー”フローラ:「ええ、そうよ。これもこの国のため。わたくしは、わたくしの周りや領民たちの生活が平穏であるよう、夜闇に潜んで動くというわけです。留守は任せましたからね」
“バンテージ”ビアンカ:「これからはついていきますよ」 そういってワゴンから皿をさしだすと、スパイ養成学校の卒業証書がのっています。
“スティンガー”フローラ:「あらまあ、あなたわたくしに隠れてそんなことをしてましたの?」
“バンテージ”ビアンカ:「コードネームはバンテージです。新人ですがよろしくお願いします」
“スティンガー”フローラ:「……まぁ、卒業したということは聞いておりましたがね。では、よろしく頼みましたわ。留守はほかのものに任せましょうか」
GM:いいですね。では最後にウィローの紹介に移りましょう。
“ウィロー”柳本 景義:了解です。のらりくらりとしながら、部屋に現れます。
▼自己紹介……“ウィロー”柳本 景義
私は柳本……いやなに、しがない占い師さ。 最近は少しずつ人気が出てきているがね……。
まぁ、『イズモ出身』というのは、央州の方々にとっては物珍しさもあるのだろうね。
だがね……こういう『目立った』ものがあるとその裏にある『本当に隠したいもの』っていうのは見えにくくなるものさ。
日の光で影がより濃くなるようにね。
私のコードネームは「ウィロー」。
イズモから共和国に協力するために派遣されている……こちらの言葉でいうスパイというやつさ。
さて、今回はあるお貴族様の占い依頼だ……。
まぁ、それなりに占いますかね……。当たるも八卦当たらぬも八卦……。
今回はどんな騒動に巻き込まれるのかねぇ……。
“スティンガー”フローラ:かっこいい
“ウィロー”柳本 景義:フローラ様、今回はお呼びいただき、光栄です。さて、今回はどのようなものを占いましょうか? 明日の天気から、『地下の道筋』まで、私の占いでサクッと解決してご覧にいれましょう。』と仰々しくお辞儀します。
“スティンガー”フローラ:「あらウィロー、今日は来てくれて助かりました。ビアンカのお茶はおいしいのよ。まずは一服してくださいな」と座るよう促します
“バンテージ”ビアンカ:「イズモ産のお茶ではないですが」心を込めてみなさんにお茶注ぎます。
GM:ふむ、そんなあたりで客人がくることにしましょうか
■ブリーフィング:通達
GM:次は通達シーンです。 クリフォード邸に伝令役が現れ、PCに任務を伝えるシーンですね。 伝令役もランダムで決定できますが、あらかじめ決めてあります。 (これらは時短のためです。テキストセッションでは特に有効なテクニックなのでオススメの手法です) 屋敷の呼び鈴が、ちりんちりんと鳴ることにしましょう。
“スティンガー”フローラ:「お客様をお連れなさい、“バンテージ”」と切り替えていきたいです
“バンテージ”ビアンカ:お迎えに出ます。「いらっしゃいませ」
GM:しかし、ビアンカが玄関に向かっても、そこには人間はいません。
“バンテージ”ビアンカ:きょろきょろ。ドアの裏とかも見ます
GM:では、玄関の上の方に、皮と金属と歯車でできたカラクリ仕掛けの鳥が留まっています。
“バンテージ”ビアンカ:カラクリなら親戚のようなものです。動じず対応します。「お客様はあなたですか?」
ネジ巻き鳥:『やあ、バンテージ。スティンガーに通してくれ』
“バンテージ”ビアンカ:しゃべった! 抱きかかえて連れていきます。
ネジ巻き鳥:『ああ、失敬する』抱えられたw では、お茶の前に置くようにバンテージに促します。
“バンテージ”ビアンカ:(お茶は飲めそうもないな)と思いながらおろしますが……。
ネジ巻き鳥:ちゃんと飲めますよ。『ありがとう。いいにおいだね。新茶かな?』と言ってお茶をついばみます。
“スティンガー”フローラ:「ええ、質のいいものしか置いてませんわ」
“バンテージ”ビアンカ:臭いセンサーまで! 高性能ですね。
“ウィロー”柳本 景義:ほう……これはこれは……変わったお客様だ。まこと央州は面白い」
ネジ巻き鳥:『ははは、結構結構。では、さっそく本題に入ろう』
PCたち:ごくり
ネジ巻き鳥:『君たちは〈オーブ・オブ・ドラゴンドロップ〉という宝石を知っているかね?』ミドルフェイズなら判定を要求しますが、まだブリーフィングなので判定不要としましょう。 コミュ:オカルトをもつウィローは〈オーブ・オブ・ドラゴンドロップ〉について知っています。
“ウィロー”柳本 景義:おお。して、どのようなものなので?
GM:そのオーブは東方イズモでは〈龍玉〉と呼ばれています。それは〈龍が落とした宝石で、所有者は天候を制御できる〉という伝承があるとウィローは知っていました。
“ウィロー”柳本 景義:おーぶ・おぶ・どらごんどろっぷ……? あぁ……龍玉のことですか……。かなり力のある宝物ですね……。確か天候を操ることができるようになるという宝玉でしたが……」
ネジ巻き鳥:『そうだ。〈オーブ・オブ・ドラゴンドロップ〉は恐るべき力をもつアーティファクトだ。事実、イズモはこのオーブを、帝国との戦線を押し返すために国外利用していた』世界設定にもありますが、辺境では代理戦争が行われており、共和国と帝国はそれぞれ異なる国を支援しています。イズモも同様に派兵して戦線を支えているわけです。
“スティンガー”フローラ:「まあ、そんな宝玉があればいくらだって豊作にできるではありませんか」食糧生産に使えないかと考えてます
ネジ巻き鳥:『そうだな。何事も使い方次第だ。イズモでは平和利用もすれば、嵐を呼んで戦いを有利に運ぶこともあった。……ところが、だ。先日このオーブを抱えたイズモの部隊が帝国軍によって壊滅。〈オーブ・オブ・ドラゴンドロップ〉は奪われた……』
ネジ巻き鳥:『君たちの任務は、このオーブを帝国から奪還することだ。 オーブを奪った帝国軍の部隊を指揮していたのはウィルバー・マクベル少佐という』
“バンテージ”ビアンカ:今回の敵ですかね?
GM:コミュ:社交界をもつスティンガーとバンテージは分かります。
ウィルバー・マクベルは社交界でも名が知られています。
男爵位をもつ骨董趣味の男です。
また、このゲームはプレイヤーが望むなら自分とコミュが同じNPCと知り合いだったことにできます。
マクベルはコミュ:軍事/社交界なので、同じく軍事や社交界を持っているスティンガーやバンテージは彼と知り合いだったことにしてもいいです。
どうします?
“スティンガー”フローラ:社交界で縁があったってことにできたらいいかなと思います。
GM:関係はどのようなものがいいとか指定あります?
“スティンガー”フローラ:では、今のクリフォード伯爵と結婚する前に、同世代ってことで紹介されたことがあるみたいな……お互いに会ったら近況報告するくらいの知り合いとか
“バンテージ”ビアンカ:私の方は包帯のせいで骨董扱いされたことがある、としたいです。
主人から送られた大事な包帯をバカにされたようなものなので、内心怒っています。
GM:両者ともに了解しました。では、そのような過去があったことにします。
あなたたちは、ウィルバーが帝国に対する忠誠心の低い俗っぽい奴だと知っています。
着服とかしそうだなーと気づいてもいいですよ。
“スティンガー”フローラ:「あの御仁なら、忠誠よりもコレクション欲を優先するでしょうね」と一言
ネジ巻き鳥:『うむ、その可能性も大いにありえるだろう。
彼はすでに帝国領内の自分の屋敷に帰宅しており、凱旋パーティーを開くらしい。
君たちにはひとまずマクベル邸に向かい〈オーブ・オブ・ドラゴンドロップ〉がないか確かめてくれ。
もし彼と君たちに運がなく、オーブが邸宅にない場合、尋問をして場所を吐かせてもらいたい。 通達は以上だ』
“スティンガー”フローラ:「仰せつかりましたわ」
“バンテージ”ビアンカ:「初任務です」
“ウィロー”柳本 景義:尋問かぁ……苦手な部類だなぁ……争いごとはあんまり好きじゃないんだよねぇ……」と言いながら目の奥がほの暗くなります。
■ブリーフィング:作戦
GM:次は作戦シーンです。
作戦シーンではエスピオナージから支給される複数のスパイグッズをプレイヤー同士で相談しながら分け合いますが、これも時短のためにあらかじめ済ませてあります。
また、任務に使える衣服としてドレスを全員ぶん支給します。凱旋パーティーに潜入するとき役立ちそうですね。
“スティンガー”フローラ:では嬉々としてカツラとか変装道具を出してきてます。
“バンテージ”ビアンカ:フィッティング手伝います。「こちらのほうが似合いますよ」
“ウィロー”柳本 景義:自分はもうなんか服装変えればわかんないと思うなぁ……w
GM:そして、通信機も支給されます。こちらは通常の任務ではセキュリティ上支給されないものですが、今回は特別とのことです。
ネジ巻き鳥:『もしマクベル邸にオーブがない場合、これで通信するように』
“バンテージ”ビアンカ:「了解です」
GM:では、ブリーフィングフェイズを終了して、ミドルフェイズに進みましょう。
■ミドルフェイズ:シーン1 潜入!マクベル邸
時刻は夜の19時。
スティンガーたちは蒸壁を超え、帝国領内のマクベル邸にやってきた。
そこは庭園つきの大きな屋敷だ。
庭園の横にはリムジンやオートマタホースが牽引する馬車が停まっており、凱旋パーティのために帝国貴族が集まっている。
GM:という状況です。屋敷の正門には二人の門番が直立不動で立っていますが、ドレスアップして堂々と前から入りますか? それとも他の入り口を探しますか?
“バンテージ”ビアンカ:門で招待状とか確認しています?
GM:してますが、【社交】判定でごまかせそうです。
“スティンガー”フローラ:それなら、フローラとしては堂々と前から入りたいです
“バンテージ”ビアンカ:お嬢様についていきます。
“ウィロー”柳本 景義:分担して探したほうがいいのかもねぇ・・。
自分にはちょっとこの屋敷はきらびやかすぎてねぇ……どうしても気後れしちまうよ」といって、念のために少し離れて裏口から行動しようかな……?
“スティンガー”フローラ:「では、中で落ち合いましょう」
GM:分かれるんですね。了解です。では、スティンガーとバンテージのほうから処理しましょう。
「招待状はございますか?」と門番が訪ねてきます。
“バンテージ”ビアンカ:用意していただいたもののなかに偽の招待状とかあります?
GM:あるかどうかは判定で決めましょう。
【社交】判定に成功したらあったことにしてもいいです。
また、最低一人以上は成功する必要があります。
失敗した人数だけ、警戒レベルが上昇し、警備が強化されます。
“スティンガー”フローラ:判定ってどうやるんでしたっけ?
GM:手札が上限枚数以下のときは、手札を2枚引いて、1枚捨てます。その捨てた札の数字が能力値以下なら成功です。
“バンテージ”ビアンカ:フローラ様、私は社交苦手なのでお頼みしたいですw
“スティンガー”フローラ:じゃあ、わたくしから挑戦しますわ。(手札を引く)♠2と♣2でした。♣2を捨てて成功にします
GM:了解です。それでは、あなたは上手く彼らをごまかすことができます。演出はお好きにどうぞ。
“スティンガー”フローラ:門番に招待状を渡しながらマシンガントークします。「招待状はこちらに。娘がね、最近イズモとか辺境のものに興味があるというからわたくしも来てみましたのよ。まったく、寄宿学校の試験がなければあの子も一緒に来られたのに…ですから代わりにいろいろなものを見せてもらったりする気なんですのよ。娘に言わせますとね、辺境の美術はわたくしたち央州のものとは違った魅力があるってことですし―――(以下略)」
“バンテージ”ビアンカ:質問の間をあたえないw
GM:「あ……はあ」早く行ってくれって顔にだんだんなっていくw
“バンテージ”ビアンカ:ではもうはいりましょうと誘導し侵入する感じで
GM:「どっ、どうぞ! 男爵は二階でお待ちです! おい、執事を呼べ、このお方を案内していただいて!?」そんな感じで、お二人は屋敷に入りました。
“スティンガー”フローラ:「あらありがとう。さ、行きましてよビアンカ。イズモの美がわたくしたちを待ってますわー!」
“バンテージ”ビアンカ:「フローラ様あんなに目立っていいんですか」小声でいそいそついていく
GM:さて、一方ウィローは外から観察しつつ、屋敷の外観から侵入経路を割り出すことができます。【頭脳】判定をしてください。
“ウィロー”柳本 景義:頭脳かぁ……6以下ですね……ドキドキ……二枚引きます!……♧10と♥6ですね。♥6を捨ててギリギリで成功にします!
GM:了解です。では、はい。
では、この屋敷にこの人数だと警備の人手が足りなそうだなーなどと分かりつつ、煙突から侵入できそうだと思いました。
“ウィロー”柳本 景義:ちょっとこけそうになりながら入ります。「おっと……もう歳かなぁ……」
GM:ついでに、なんとなく目的のブツがありそうな場所の目星もつきます。二階のホールにオーブはありそう。
“ウィロー”柳本 景義:ほう……二階のあの大部屋……怪しいねぇ……さて……どこから入るかな……?」
GM:では、フローラとスティンガーの方に戻ります。おふたりは執事にホールまで案内されます。
執事:「ようこそお越しくださいました。二階のホールで立食パーティーをしております」
二階に続くアーチ階段にいたるまでにいくらかの骨董品が展示されていますね。
壺とか掛け軸とかです。「ウィルバーさまは辺境の芸術品を集めておりまして、本来戦場で朽ちるばかりの宝物をこうしてお救いになられているのです。
今回の出征では、大きなクリスタルのオーブをお持ち帰りになられました。
今日お集まりの貴族の皆さんもそれに目が釘付けですよ」
“バンテージ”ビアンカ:オーブはお披露目会場にもうあるのかな
“スティンガー”フローラ:「まあ、とてもすばらしいですわね。ぜひオーブも見させていただかないと。…あら、あの掛け軸にはなんて書いてあるのかしら?」とか言いながらきょろきょろ観察しています
執事:「よくぞ聞いてくれました。あちらはですな……」まぁ、そんなこんなで二人はホールにつきます
“バンテージ”ビアンカ:お目当てのものはあるかな?
GM:それを解説するまえにウィローの方にまた戻ります。
一方そのころ、ウィローは煙突から屋根裏の書斎の暖炉に到着します。(二手に分かれるなどした場合は、このようにできるだけ短いスパンで場面を切り替えた方がいい。片方が暇にならなくて済むからだ)
“ウィロー”柳本 景義:げほっ……煤だらけじゃねぇか……。」
“バンテージ”ビアンカ:がんばってる
GM:そこは主の書斎です。根ほり葉ほり調べれば日記とか見つかりそうですが、調べずにホールに急げば合流できそうです。どっちを優先しますか?
“ウィロー”柳本 景義:ふむ……あちらは二人いるので、先に調べものしちゃいたいですね!何かしらの情報手に入りそうですし!
GM:判定をするなら【感覚】か【頭脳】です。どうぞ
“ウィロー”柳本 景義:【感覚】7で、判定します! ……今回は♦7と♥J。♦7を捨てて成功です
GM:では、ウィルバーの日記を見つけます。戦場の記録などもありますが、あまり関係なさそうなので読み飛ばしていくと、オーブを手に入れたときの記録にあたります
“バンテージ”ビアンカ:あたりだ
“ウィロー”柳本 景義:これぁ……奴さんの日記だねぇ……。どれどれ……。おっ、こいつぁ……やっぱりおれぁ、引きがいいなぁ。」
GM:日誌を読み解いた要約は以下です。
・彼はイズモの部隊を壊滅させたあと、捕虜からオーブを奪い、懐に収めた
・で、幸運だった、というような記録のあと、帝都に帰還するよう、皇帝じきじきに命令が下された。彼はそのとき、不安になったらしい。
・帰還した日の日記には、「くそったれの皇帝め!! 勲章授与だけか!」とだけ書いてある。
“バンテージ”ビアンカ:正直な日記だ
“ウィロー”柳本 景義:ほぅ……これは『すきゃんだる』ってやつかねぇ……。」日記を懐に入れます。 「さて、ぼちぼち大広間に行くとしますか!」とそっとドアを開けて出ます。
GM:はい、では二階ホールの描写です。一方そのころ、スティンガーとバンテージは。
ホールには落ち着いた音楽が流れ、いくつかの円形テーブルに料理が乗っている。
そして、人が集まっている中央にはガラスのショーケースがあり、その中にはオーブが納められていた。
その横にウィルバー・マクベル男爵がいる。
彼は片手にワインをもちながらオーブに関する解説とか戦場での働きとかについて談笑している。
マクベル氏はスティンガーたちに気づくと、人の輪からスッと抜け出して挨拶にやってきた。
GM:フローラとビアンカは、【社交】判定をしてください。彼に気付かれるかどうかの判定です。
“バンテージ”ビアンカ:包帯のこともあるから無意識に左手を隠しつつ、フローラ様の後ろへ。(カードを引く)♣4と♦A ♦Aだして奇跡の成功です。
“スティンガー”フローラ:こちらは♥5と♣9。♥5を捨てて成功にします
GM:二人とも成功ですね。では、彼はあなたたちに気付きません。
ウィルバー:「失礼、あなたがたは?」
“スティンガー”フローラ:「お招きいただき感謝いたしますわ。わたくしはフローラ・ダンカンと申しますの。今日は娘の代わりに、イズモの素晴らしい芸術がみられて感動ですわ。それと、こちらはわたくしのメイドのアンです」と偽名で挨拶します
“バンテージ”ビアンカ:ぺこりと会釈
GM:「なるほど、そうでしたか。イズモの芸術に興味がお有りでしたら力になれますよ。ちょうどオーブ・オブ・ドラゴンドロップというオーブがあちらにあります」
“スティンガー”フローラ:「まあ、ぜひ見せていただきたいですわ」と案内されたいです
“バンテージ”ビアンカ:本物かどうかもわかるかな
GM:ガラスごしだと分からなそうです。そんなところで、活劇しましょうか。
“バンテージ”ビアンカ:きた!
■活劇
GMはペラペラと山札をめくって、マップに上に配置していく。その枚数は8枚。
“バンテージ”ビアンカ:多いな
GM:このトランプはオーブを見に来ている一般人です。不審者に気付くと警備を呼びます。
“スティンガー”フローラ:なるほど。
GM:スティンガーとバンテージはオーブや一般人と同じマスにいます。一方、ウィローは少し離れたマス4にいることにします。
“ウィロー”柳本 景義:了解です。
GM:活劇の終了条件は、ちょっと複雑です。
活劇終了条件……オーブをガラスショーケースから出し、オーブと同じマスで【感覚】判定に成功し、そのラウンドを終了する
GM:オーブをガラスショーケースから出す方法は、奪取orウィルバーに対する【社交】のいずれかです。
“バンテージ”ビアンカ:あー近くでみせてもらうとかか。
GM:そういうことです。では、ラウンド開始。ラウンド開始時、テコ入れ、ということがGMはできるのでします。
“スティンガー”フローラ:テコ入れ?
GM:GMの手札と場の札を入れ替えるという行為です。♧Aを回収、♦2を配置します。
“バンテージ”ビアンカ:あー。ダイヤで痕跡残さないができなくなった……。
GM:PCの手番です。PCの中から一番手札が低い人から行動できます。今回はバンテージですね。
“バンテージ”ビアンカ:【社交】手札で成功しないんですよね。
GM:手札を引いてから何するか考えてもOKですよ。ただし、このとき、捨てる札のスートに注意してください。同じスートのザコがいる場合、その痕跡に気付かれます。
“バンテージ”ビアンカ:まずは引きます。……きた。♦J、♦4! ♦Jを出して成功します。「とてもきれいです。近くで見ることはできますか」
GM:おー。では、それ自体は成功します。「……うむ、いいとも」とウィルバーはいい、ガラスのショーケースにある鍵を開けてオーブをだします。……で、その処理を終えたので、ザコの手番です。ザコが行動するかどうかは捨て山の一番上で判断します。
“バンテージ”ビアンカ:この場合♦2の人が興味示すのかな
GM:ですね。♦2が気付く。
♦2:「うん? キミ! ちょっと!」といって『確認』をします。確認されたら潜入判定をします。今回の場合は【社交】です。
“バンテージ”ビアンカ:ひくしかない。♥7と♥Q、♥Qを出して成功です。「すみません。気をつけて見ますので」
♦2:「むう……まあ、そういうなら」納得しました。
“バンテージ”ビアンカ:子どもなので、で押し通そう。
GM:では、次はウィローかスティンガー、相談して決めていいです。どっち先にやります?
“スティンガー”フローラ:では、自分から行ってみてもいいです?
“ウィロー”柳本 景義:どうぞ!
“スティンガー”フローラ:では【感覚】判定でオーブの確認をします。2枚引きます。……♣3と♣9。♣3を捨てて成功します。
GM:はい、ではフローラには分かります。いままで多くの宝石を見てきたあなたにはわかるのでしょう。これはレプリカです! レプリカだと公言しますか?
“スティンガー”フローラ:「失礼、ちょっとそちらお退きになって……まぁ!これがイズモのオーブですの? なんて美しい……」と見た目はオーブにほれぼれしている様子を装います。今はレプリカとは公言しません。
GM:了解です。では、一般人の♣Kと♣Jが、あなたの視線に不審さを抱きます。潜入判定【社交】でどうぞ。また、すでにスティンガーは手札上限枚数なので手札を引ける数は1枚だけです。
“スティンガー”フローラ:了解です。♠2を引いて、捨てて、成功です
♣Kと♣J:「気のせいか……」」
GM:最後、ウィローです。どうします?
“ウィロー”柳本 景義:オーブが偽物っていうのはフローラの反応でわかってもいいですか? もしわかったならほかのところを調べるのもできるのかな……?
GM:分かっていいとしましょう。そのうえで調べたいのですね? ……ふむ。では【感覚】か【社交】判定でオーブがどこにあるか、ウィルバーの挙動から推察することができるとしましょう。
“ウィロー”柳本 景義:了解です! ありがとうございます! では感覚で判定します!
“バンテージ”ビアンカ:がんばれー
“ウィロー”柳本 景義:ふむ……どうやらあの龍玉はまがい物のようですね……?さてさて……どこにあるのやら……」懐からルーペを取り出してウィルバーの様子を見つめます。♣5と♦K。♣5を捨てて成功です。
GM:ウィルバーは冷や汗をかいています。恥をかきたくない、そんな感じの汗です。日記の内容と、彼の様子から察するに、彼は皇帝に着服を見とがめられ、オーブを奪われているのでは? そして、凱旋パーティを企画して主役をオーブに据えたにもかかわらずレプリカを展示せざるをえないこの状況はかなりキッツイ状態なのでは? と気づきました。
“スティンガー”フローラ:ここにオーブはない?
GM:はい、ありません。彼から聞き出すしかありませんね。
“バンテージ”ビアンカ:なるほど。連れ出せるかな?
GM:ともかく、♣の一般人がウィローに気付くか潜入判定です。ウィローは肉体的に隠れられる状態なので【肉体】判定です。
“ウィロー”柳本 景義:肉体! ウィローは虚弱なのです……。
GM:ついでに、手札上限枚数なので判定のときに引ける枚数は1枚です。
“ウィロー”柳本 景義:引いたのは♦10ですが、さっき引いた♦Kを捨てて、成功にします。
GM:OKです。誰も気づきません。では、ラウンド終了。活劇終了条件を満たしたので活劇は終わりですね。
ウィルバー:「さぁ、もうよろしいでしょう」と言ってガラスの中に大切そうにレプリカをしまいます。
“バンテージ”ビアンカ:彼も大変だ。
ウィルバー:「(くそ~~~、たのむ、この時間、過ぎ去ってくれ~~~)」という苦渋の顔に今では見えますね。
■ミドルフェイズ:シーン2 告白
GM:パーティの時間は過ぎていきますが、どのタイミングで話しかけます? パーティ中? お開きのあと? バルコニーとかに誘うとか、いろいろ手はありそうです。
“スティンガー”フローラ:うーむどうやって誘おうか。
“バンテージ”ビアンカ:急いだほうがいい気はしますね。本物の宝についてとかできりだすと警戒されるかな。
“ウィロー”柳本 景義:自分がイズモ出身なのでそこをうまく活用しましょうか?
“バンテージ”ビアンカ:あーいいですね。イズモの人にはばれそうとか口止めしてくるかも
“スティンガー”フローラ:うんうん
“ウィロー”柳本 景義:実はイズモの友人も今回来ておりましてって感じで連れ出してもらえると話もできそうかな……? 最悪日記で……w
GM:では、その方針ですね。ウィルバーは、スティンガーかバンテージに連れ出されるのかな?
“バンテージ”ビアンカ:紹介したい人がいるとかでいけますかね。
ウィルバー:「紹介したい人? いいでしょう」紹介とか密談とかは社交界よくやるので、普通についていきますよ。「(話題がオーブからそれた~ヤッター)」
“バンテージ”ビアンカ:「いろいろなことに造詣の深い方です」と誘導
ウィルバー:はい、では、ウィローのところまで来ました。髪の色や肌の色からウィローが東方人だと判断します。「……む?」
“ウィロー”柳本 景義:これはこれは!かの有名なウィルバー様に拝謁できて、小生光栄の極みです!いや、イズモの希少な美術品があると聞いて、友人に口利きしていただき、ぜひ拝見したいと参じた次第です!」
“バンテージ”ビアンカ:饒舌になったw
ウィルバー:「ほ、ほほう。よくぞ遠いところからお越しくださいました。イズモの方ですよね?」
“ウィロー”柳本 景義:さすが、ウィルバー様! 小生、イズモでしがない占い師をしながら、骨とう品などにも手を出しておりまして…、時折行商させていただいていたりもするのですが、見るのもこれまた好きでして……! ぜひ、おーぶ・おぶ・どらごんどろっぷを見せていただきたく!」
ウィルバー:「う、うむ……。しかし、あれはとても貴重なものゆえ、あまりみだりにショーケースから出すことはできないのです」
“ウィロー”柳本 景義:お前さん、嘘ついちゃいけないよ?あれ、偽物だろ?」と目のハイライト消します。 「早めに本物、ある場所教えてくれんかなぁ……?」
ウィルバー:「なっ……なぜ貴様、それを……!」
“ウィロー”柳本 景義:お前さんの挙動、この二人に迫られた時、すごかったよ。冷や汗がさ……」
ウィルバー:「ぬぐぐぐ、そうだ、アレはレプリカだ。だが、周囲には言わんでくれ。この私にも面子というものがある。本物の場所を言えば、黙っていてくれるか?」
“バンテージ”ビアンカ:拘束するまでもなかった。
“ウィロー”柳本 景義:お前さんの態度しだいだねぇ……。誠意を見せてくれればそれでよし。足りない時は…口以外にも滑らせてしまうかもしれないね……?」
ウィルバー:「わ、わかった。言うだけ言う。オーブなら今ごろ空の上だ。皇帝のヤツは重要な品物を空中戦艦アルバトロスに収納させている。あのオーブは最近補給をしたアルバトロス一番艦に載せているハズだ」空中戦艦アルバトロスというのは公式設定ですね。
“バンテージ”ビアンカ:派手な話になってきた。劇場版みたい。
“スティンガー”フローラ:かっこいい。
ウィルバー:「だから、お前があれを手にすることはもう二度とできんよ、悪いがな」そういって話はこれでおしまいだとばかりに首を振ります。次のシーンにしますか?
“バンテージ”ビアンカ:おりてこないとなると出向くしかない。
“ウィロー”柳本 景義:では行きましょう!
GM:では、次のシーンにします。
■ミドルフェイズ:シーン3 ペリカン号発進
GM:通信機に話しかけることを想定しています。
“バンテージ”ビアンカ:報告しましょう。
GM:では、通信機がつながります。『了解。……今日の運勢は最悪というところだな。スティンガー、バンテージ、ウィロー。君たちはマクベル邸を離れ、今から言うポイントで待機してくれ。そこに“ペリカン”を向かわせる』
GM:ペリカンというのは公式NPCジェーン・ローバーのコードネームです。要約すると共和国空軍に所属する腕利きの運び屋に飛空挺を出させる、という意味ですね。
“スティンガー”フローラ:「こちら“スティンガー”、了解」
“バンテージ”ビアンカ:「了解です」
GM:では、指定されたポイントに皆さんは向かいます。そこはデルフォイ山の中にありました。 デルフォイ山というのは共和国と帝国の両国にかかる険しい山です(蒸壁は山に穿たれたトンネル内を通ってます)。 切り立った山と谷だらけのデルフォイ山を縫うようにして一隻の飛空挺が現れます。
ペリカン:「アンタがスティンガーかい?!」 飛空挺のパイロットが上空から叫びました。どうみてもスパイの流儀ではありません。
“バンテージ”ビアンカ:フローラ様と子供話もできそうな人だ。
ペリカン:彼女は飛空挺を着陸させ、ヘルメットを脱ぎながらあなたたちに近づきます。「アタシがペリカンだよ。まったくとんでもない任務だとビビってたんだが、アンタみたいなレディやガールが一緒とはね!」
“スティンガー”フローラ:「ええ! 今回はよろしく頼みますわね!」
“バンテージ”ビアンカ:防寒着は用意しておいた感じで「フローラ様風邪ひきますよ」
“スティンガー”フローラ:「ちゃんと羽織物を持ってくるんだったわ」
ペリカン:「そっちのイケメンは東方の人? 飛空挺に乗るのははじめてかい?」
“ウィロー”柳本 景義:これが空を飛ぶんですねぇ……すごいですねぇ……」と物珍し気に見ますね。
ペリカン:「あはは、落ちやしないから安心しな! ……さて、やることは簡単さ! アタシはデカブツの直上までアンタらを運ぶ。 アンタらはうまいことデカブツに乗り移る。 そこからアンタらは、そのエスピオナージの秘密任務とやらを成し遂げてデカブツからオサラバする。 笑っちまうくらい簡単だね!」 そうカラカラと笑いながら彼女はあなたたちを乗せて飛空挺を発進させます。
“バンテージ”ビアンカ:「潜入したり空にいったりスパイは大変です」
GM:そうですね。ではこのシーンを閉じて、GMシーンを描写します。
■GMシーン
空中戦艦アルバトロス艦橋。
アルバトロスを指揮するマードック艦長の指示がとどろく。
「これより〈オーブ・オブ・ドラゴンドロップ〉実証実験を開始する。総員、持ち場につけ!」
ウーウー、というサイレンが鳴るなか、鉛色の巨船アルバトロスは空を駆ける
ペリカン:「今日はここらへんに雨なんて降る予定じゃないんだけどね」
“スティンガー”フローラ:「そういえば、今回のって……」
GM:そうして、雲の隙間から一瞬だけ先が見えます。そこに浮かぶのは黒々と渦を巻く雷雲を纏ったアルバトロス。 雷光がアルバトロスを守るように周囲に放射されています。
ペリカン:「なんだいありゃ! 雷を放つ新兵器なんて聞いたことないよ!」彼女は何を奪い合っているかまでは聞いていないので、こういう反応です。
“バンテージ”ビアンカ:「あの雷、まるで私たちを近づけさせないようにしているみたいですね」
“ウィロー”柳本 景義:龍玉の仕業だろうねぇ……。宝玉をあんな風につかったら罰があたるよ」
“スティンガー”フローラ:「そうなのですか?」
“ウィロー”柳本 景義:そういうもんさね。世の中はそういう風にできてるもんなのさ」
“バンテージ”ビアンカ:「あの中を近づけますか?」プロを疑うとかでなく素朴な質問。
ペリカン:「難しいけど、やるしかないね。アタシは操縦桿を握ってるからナビゲートしておくれ!」
GM:さて、一度や二度ならまだしも、いくども雷を受けると飛空挺といえども墜落します。 【頭脳】判定で雷の放射パターンを見極めることができます。全員失敗するとダメージを受けることになるでしょう。
“バンテージ”ビアンカ:ピーキーな性能にしたので苦手な判定が続く。得意な方にお願いしていいですか、お嬢様?
“スティンガー”フローラ:じゃあ、いきまーす。♥Kを引いて、これをそのまま出して成功!
GM:では、スティンガーは雷の放射パターンを見切り、タイミングを合わせていけば当たらずに安全地帯に辿り着けそうだとわかります。アルバトロスの直上は安全ですね。
“スティンガー”フローラ:「次、右30度回転。5秒後に7度ひねって、速度を上げて前進―――」と的確に指示を出していきます
GM:「ありがとさん! 全速でそこを抜ける。その隙に飛び移っておくれ!」 ペリカン号はフローラの指示に従って雷の中を突っ切ります。そして一瞬、青空が見えました。アルバトロス直上。全員、飛び移るために【肉体】判定をしてください。失敗しても飛び移れますが、音が響いて警戒レベルが上昇します。
“バンテージ”ビアンカ:「本当に雷をあやつっているみたい。こんなことができるんですね」突入用意しよう。上空の強風でもスカートの中はみえない不思議服です。スパイグッズの包帯も締めなおします。
“ウィロー”柳本 景義:これほどとは思わなかったがねぇ。ぼちぼち行こうか。ぼちぼちね……」
“バンテージ”ビアンカ:「先に行って確認してきます!」♥7をだして【肉体】成功です。
GM:音もなくふわり、とバンテージはアルバトロスの上に降りました。
“バンテージ”ビアンカ:周囲を警戒しておきます。
GM:近くに整備用ハッチが見えます。上から攻められることは想定していないのか、無防備ですね。
“バンテージ”ビアンカ:あそこから侵入できそう。上に合図をおくります。
“スティンガー”フローラ:♥5を引きましたが、残しておいた♣Qを捨てて成功にします。着地!
“ウィロー”柳本 景義:肉体低いけど……チャレンジ……! ♠2! そのまま捨てて成功にします! 着地したあと腰をたたきながら、「おじさん、こういうの苦手なんだよねぇ……」とこぼします。
GM:では、全員アルバトロスに飛び乗ったのを確認して、ジェーンは「グッドラック!」と言いながら退散します。
“バンテージ”ビアンカ:小さく手を振り感謝します。
■クライマックスフェイズ
GM:あなたたちは整備用ハッチを開き、アルバトロス艦内に入りました。 艦内は潜水艦のように狭苦しく、あなたたちのいる整備用の通路に至っては、壁に沿って大小さまざまなパイプとバルブが複雑に絡み合っています。
“バンテージ”ビアンカ:想像できる。たまに蒸気とか吹き出しそう。
GM: まず、オーブを探すのか、脱出用のパラシュートを確保するのか、どっちを先にするか決めてください。両方満たさなければ任務は達成できません。
“バンテージ”ビアンカ:先に脱出手段の確保がいいですかね。
“ウィロー”柳本 景義:自分も先に脱出経路確保したいですねぇ。
“スティンガー”フローラ:経路確保に賛成。そしたら安心してオーブを取りに行けますし。
GM:では、脱出に必要なパラシュートを探すには【頭脳】か【感覚】判定です。ひとり以上成功で大丈夫です
“ウィロー”柳本 景義:【感覚】7なので挑戦したいです。……ところで、手札が上限一杯なんですが、減らしたいんですよね。
GM:そういうときは蒸気混合をするとよいです。手札3枚を合成してAに変えることができます。圧迫している要らない手札を減らせるので便利ですよ。
“ウィロー”柳本 景義:なるほど。では、♦10、♣10、それと今引いた♣Kを混合します!
GM:了解です。Aは自動成功です。ウィローは館内構造や周囲の案内書きなどから、パラシュート降下部隊が使用するロッカールームを見つけました。そこに入っていそうです。
“バンテージ”ビアンカ:窓から飛び降りるとかあるかもですしもっていくかんじですかね。
GM:はい。そして、中から話し声が聞こえます。
♦Q:「まったく、こりゃとんでもねえ兵器になりそうだな」
♥8:「ああ、まったくだ。でも、これじゃあ俺たちの仕事がなくなっちまうんじゃないか?」
♦Q:「ちげえねぇ! こんな雷雨の中で降りれるわきゃねぇしな!」
GM:通常のザコがふたりいます。
活劇をしましょう。
終了条件は〈ターゲット:パラシュートを手に入れる、もしくはザコを全員倒す〉です。
パラシュートは彼らより1マス奥、マス4にあります。
“バンテージ”ビアンカ:ふたりなら無力化させる方が楽ですかね
GM:かもしれません。活劇開始。テコ入れはしません。PCの手番……最初は手札が一番少ないウィローですね。
“ウィロー”柳本 景義:そうですねぇ……気づかれずに入るの難しそうだなぁ……。
“バンテージ”ビアンカ:♥のカードで♥8を倒してもらえれば、♦Qは動かない。射程いくつの武器でしたっけ?
“ウィロー”柳本 景義:射程は0~2ですね。攻撃あるのみ! 倒しちゃおう。♣Jと♥Aを引きました。手札にあった♥Jで敵の♥8を攻撃します!
GM:成功です。
“ウィロー”柳本 景義:懐から和風の本を取り出し、そこからページを一枚切り抜き、すっと音もなく相手の首を狙って投げます。
“バンテージ”ビアンカ:おみごと。かっこいい。
GM:♥8は倒されます。彼らは着替えながらしゃべっていたのですが、もう一人は気づいていません。相槌が突然こなくなったけど気付かずに一人でしゃべっています。
“バンテージ”ビアンカ:次は私とお嬢様ですね。手札整理したいならお嬢様に譲ります。
“スティンガー”フローラ:整理させていただけるとありがたいです。フレイム・ハットで攻撃もしてみたい。
“バンテージ”ビアンカ:どうぞ。
“スティンガー”フローラ:ありがとうございます。まずは1枚引いて……♦5。蒸気混合で手札を整理します。♣9、♠9、♦5の順番で捨てて攻撃!
GM:では、♦Qは最後に一瞬だけあなたに気付きます。目の前に炎が迫り、何かを言う前に倒れる。
“スティンガー”フローラ:「淑女の秘密を気安く覗くものではなくてよ?」
“バンテージ”ビアンカ:スパイとしてのフローラを初めてみるので驚くかも「お嬢様すごい」
GM:活劇終了。みなさんは全員ぶんのパラシュートを手に入れました。
オーブの場所も【感覚】判定(オーブが出す超常の力に第六感で気づく)か【頭脳】判定で割り出すことができます。
判定するしないは自由ですが、一人は成功してください。
“ウィロー”柳本 景義:自分はそのままかなw さっきの攻撃でちょっと汗かいてそうw
“スティンガー”フローラ:では手札引きたいのでやってもいいですか?
“バンテージ”ビアンカ:お嬢様にお任せします!
GM:スティンガー、どうぞ。
“スティンガー”フローラ:引きました。♥5をだして【頭脳】判定成功です!
GM:はい、では、オーブはこの艦の後部中央にある機関室の隣室で運用されていることに気づきます。向かいますか?
“スティンガー”フローラ:「オーブは機関室の隣みたい。行きましょうか」と簡単に指示します
“ウィロー”柳本 景義:警戒も厚そうだから気を付けていないとねぇ……」
■活劇
GM:では、その隣室のなかにはザコが何名かいます。
彼らは宇宙服みたいな作業着を着ており、中央のオーブを操作したり周りの計器を調べたりしています。
活劇マップを用意しますね。マス3にオーブとザコ4人。マス4にザコ5人と艦内放送用スピーカーがあります。
で、終了条件の前にステージについて解説します。ここは屋内ステージの《㉟ ◯◯の地下室》に該当します。
今回の場合、《㉟ アルバトロスの地下室》です。活劇終了条件は〈オーブを持って《③ 裏路地》に辿り着くこと〉です。
《③ 裏路地》は行き先を選びながら進むとたどり着けます。
なお、この場合の裏路地とは外です。
つまり、パラシュートを使って、落ちることになります。
“スティンガー”フローラ:なるほど、了解です。
GM:で、今回はボスもいます。
『全員、傾聴! 艦内に侵入者がいる! おそらく敵の狙いはオーブだろう。厳戒態勢をとれ!』と艦内放送がされました。
ボスは艦長のマードックです。
しかし、この《㉟ アルバトロスの地下室》にはいません。
監視カメラや艦内放送用スピーカーを通して指示を飛ばしてきます。
これを奪取すると、彼はこのステージに手出しできなくなりますが、ステージ移動した先にはいる可能性があります。
説明は以上です。では、活劇を開始します。
PCたちはこの説明を受けて相談。いかにスマートに攻略するか知恵を出し合う。結果として次のような流れになった。
“スティンガー”フローラ:まず私が、注意を引きます!【社交】判定、♦3で成功して、手札の♥4と敵の♦Aを交換します。
マス3に並んでいる敵のスートを《注意をひく》によって揃えていく。同じスート同士がつながっているなら範囲化した攻撃で一網打尽にできるのだ。今はマス3には♥しかいない。
“バンテージ”ビアンカ:獲物がならんだw
“ウィロー”柳本 景義:では私ですね……どうしようかなぁ……♦倒してもいいかもですねぇ……♦いなくなるので。エリア4の♦6を♣Jで倒します!
どうやら、盤面から♦の敵をせん滅し、行動しやすくしようという魂胆のようだ。
GM:まずいw ビアンカが範囲攻撃をするまえに使おう。ボスのマードック艦長が割り込みます。
“バンテージ”ビアンカ:ぐは
GM:♥2を墓場に送り、♥Qに指示を飛ばします。
マードック:『なにをしている?♥Q、お前は後ろに向かって攻撃しろ』とスピーカーから声が響く。
♥Q:「くそっ、艦長の指示だ、仕方ない!」♥Qはわけもわからず艦長の支持にしたがい、指定されたマスに向かって手榴弾を投げる。消火しやすく、艦隊に穴は開けない程度の威力の対人手榴弾です。
GM:というわけでスティンガーとバンテージ、回避をお願いします。
“スティンガー”フローラ:では、♠Aで成功にします。
“バンテージ”ビアンカ:こちらもいま引いた♠7で成功です。
GM:ふたりは間一髪、手榴弾の爆風から避けました。では、バンテージ、どうぞ。
“バンテージ”ビアンカ:「ボスはやり手ですね。いそぎましょう!」では通常の移動でマス2に移動、リボン・エッジ相当の包帯で天井の機器に引っ掛ける感じでマス3に移動。そのままスキル《内蔵機能》の範囲化で天井から降りながらザコを釣り上げる感じで攻撃。♣2で成功。一掃します。
GM:では、そこのマスの敵がすべて墓場へ。
“スティンガー”フローラ:やっぱり範囲化って強い。
“バンテージ”ビアンカ:ありがとうございます。注意を引くが仕事しました。でも、オーブの奪取には手数が足りないな。
マードック:『おのれ! 警備を急がせろ!』
GM:PCの手番終了です。ラウンド終了時、ボス装備の《通信機》の効果を使用します。効果は〈PC人数枚、ザコを増やす〉。マス1に4人増えます。
“バンテージ”ビアンカ:お嬢様のとこに!
GM:で、次のラウンドです。今回は活劇開始時にテコ入れをします。♠6と♣Aを入れ替えました。PCの手番です。
またもPCたちは相談開始、今度は次の流れになった。
“バンテージ”ビアンカ:オーブの奪取をします。♦4で【肉体】判定成功です。オーブを奪取しました。
GM:では、オーブを手に取った瞬間、バンテージは何かチカラが自分の体に流れ込んでくることに気付きます。具体的にはオーブをもっているあいだ、オカルティストのスキル《攻撃魔法》が使用できます。
“バンテージ”ビアンカ:おー、射程の長い反撃機能付き、便利だ。では、オーブの力によって、包帯がメデューサの髪のように動き出します。
GM:いいですね。ちょうどやってきた♦Kがオーブを奪われたことに気付いてます。拳銃を抜き出し、バンテージに向けて発砲します。あたれば結構痛いですよ20点ダメージなので。
“バンテージ”ビアンカ:♣7でよけます。そして反撃の効果で、♦Kを倒します。「これがオーブの力」包帯がいつもより伸びる。
GM:では、それでw あとは、フローラかウィロー、どうします?
“バンテージ”ビアンカ:お嬢様に目配せ。いまなら通信機(艦内放送用スピーカー)も奪えます。
“スティンガー”フローラ:スキル《オーダー》でビアンカにもう一回行動させます。♣5で【社交】判定成功です。
“ウィロー”柳本 景義:いいコンボだ……!
“バンテージ”ビアンカ:では天井にターザン風に移動。♦Jで通信機奪取! 包帯でつりあげる。
GM:奪われてしまった。そしてそれに気づいているものはいません。マードックだけがスピーカーの向こうで舌打ちをしています。
マードック:『プツッーーーーー、ツーツー』「くそっ!」
“バンテージ”ビアンカ:「おしゃべりな機械はきらいです」
“ウィロー”柳本 景義:自分の番ですね……♥3をつぶして♠を範囲化で狙いやすいようにしましょう。引いたカードは♦J、♦7を捨てて攻撃。
GM:♥3も倒されてしまった。ボスは割り込みたいが、スピーカーが壊されたので指示ができない。では、ステージ移動です。いまターゲットを保有しているバンテージが行き先を決めることができます。
“バンテージ”ビアンカ:階段に向かいます。「追いつかれる前にいきましょう」外に向かわないと。
GM:了解です。階段は狭くて、高い場所です。【肉体】判定がバッドギミックであり、グッドギミック。つまり、肉体判定をするとき、絵札は絶対失敗するが、成功さえすれば敵を追加で一体蹴落として倒せる、そんな場所です。
“スティンガー”フローラ:なるほど。
GM:そしてマードック艦長が現れます。
マードック:「見つけたぞ、侵入者め!」現れた場所はバンテージと同じマスですね。ドアが開いた瞬間、ばったり出くわす。
“バンテージ”ビアンカ:ボスだ
“スティンガー”フローラ:わぁお
GM:拳銃をバンテージに突きつける、というわけで次のラウンド、活劇開始です。いきなりボスが割り込みます。♣6を出して、ビアンカを攻撃、達成値5以上でなければ命中します。
“バンテージ”ビアンカ:引き次第だ。……♦Kをきって回避! 包帯がうにょうにょ動いて止めた感じ。
マードック:「なにっ」
“バンテージ”ビアンカ:「さすがに躊躇ないです」さて、こちらの番ですね。マス4のザコを一掃しましょうか。でもマス1の♣Aが動くのか……。
“スティンガー”フローラ:ではフローラが注意を引きます。♥6で【社交】成功。交換したいスートがなくなってしまった……しかたない、♣Aと今引いた♣10を交換しておきます。
GM:絵札やAのザコは強いですからね。♣Aは注意を引かれて性能が下がりました。
“バンテージ”ビアンカ:充分です。♣3でマス4の♠たちを範囲攻撃で一掃します。マードックに「1対1のデートといきましょう」
マードック:「ぬかせ!」
GM:挑発されたので動こうw ボスは手札さえつかえばいくらでも攻撃ができるので、手札捨てて手番を得ます。
“バンテージ”ビアンカ:やだやだ。
GM:どうしようかな……。よし、♣4をつかい、♣10に指示を飛ばす。
マードック:「そこにも敵が隠れているぞ! 仕事をせんか!」
♣10:「はっ、了解であります!」ウィローに向かって攻撃しよう。こいつは近接型なので、抜剣しながらウィローに切りかかります。
“ウィロー”柳本 景義:よけれるかなぁ……? 最悪♥Aはあるけど! 一応判定します~……今引いた♥Kで回避します!
GM:では、すんでのところで剣を避けました
マードック:「つかえんやつらめ!」
“ウィロー”柳本 景義:自分の番ですね。いまきた♣10を攻撃します。【感覚】判定。♠Aを引きました。温存して♦Jで成功します。
“スティンガー”フローラ:引きつよいなあ。
GM:では♣10はウィローに切りかかった直後、ウィローの取り出した本のページで切られて倒れる。ステージ移動です。裏路地にいけますよ。いけば活劇終了です。
“バンテージ”ビアンカ:おー、いきます。「残念ですがデート終了です」
GM:がこん、という音とともにバンテージがバルブ型のノブを開けると、外へのドアが開く。気圧の差で、中から空気がものすごい勢いで出ていく。
マードック:「まてっ!」マードックは追いかけようとするんですが、伸ばした手は届きません。
“バンテージ”ビアンカ:身体を固定させていた包帯がほどけて空に投げ出される感じかな。
GM:空にはいまだ雷雲がありますが、オーブをもったビアンカは雷に打たれる相手を選別できます
“バンテージ”ビアンカ:えっアルバトロスとかうてるの?
GM:撃てるけど、アルバトロスは雷程度では落ちません。ただ、マードックがパラシュート部隊に追跡させることを断念する程度の効果はある。
“バンテージ”ビアンカ:なるほど。なら私たちが下りる先が雷避けて道のようにな感じで
“スティンガー”フローラ:「では、ごめんあそばせ!」と言い残してパラシュートで降下していきたいです。
“ウィロー”柳本 景義:おじさん高いとこ苦手なんだよねぇ……」と言いながら、追手の足元にページを投げつけて、飛び降ります。
GM:あなたたちが雷雲に紛れるように落ちていくのをみて、マードックは「おのれ……」と拳を握ります。駆け寄った部下たちが「奴らは一体?」と聞き、彼は応える。「……エスピオナージだ。奴らめ、この借りは決して忘れんぞ!」
“バンテージ”ビアンカ:「お嬢様スカートがひるがえっていますよ」
“スティンガー”フローラ:「中にペチコートをはいてますから大丈夫ですわ」
“バンテージ”ビアンカ:「そういうものでは……」いつもの調子で落ちています。
■エピローグ
GM:お疲れ様でした。最後に後日談、エピローグです。
エピローグでは、真相消去ができます。
なにか情報を改ざんしたりできるわけです。また、この改ざんはエスピオナージすらもわかりません。
“バンテージ”ビアンカ:なるほど、……オーブをどうエスピオナージはあつかいますかね。
GM:そのままなら、共和国の兵器にしますよ。もとは同盟国のものかもしれませんが、いまはどこにあるかも不明だし、持っていることを公言せずに使おうかと。便利だもん。
“バンテージ”ビアンカ:ですよね。どうしましょう?
GM:じゃあ、一番関係のありそうな、ウィローからにしましょう
“ウィロー”柳本 景義:悩むなぁ……確かに国宝だろうしなぁ……でも共和国とも友好関係を保ちたい気もする……。
“バンテージ”ビアンカ:スパイものだからあるべき場所におさまるはいいのかなとはおもいました。
“スティンガー”フローラ:ですよね、大人な感じ。
GM:真相消去の演出次第ですよね。イズモ外交官に渡しちゃったけどいいよね?とエスピオナージにうそぶけば、しぶしぶそれもありかと納得します。あえて荒立てる愚までは犯したくない
“ウィロー”柳本 景義:じゃあ外交官にオーブを手渡すという方向かな……?
外交官:「柳本どの、これは……?」包みに入ったなにかを受け取ります。
“ウィロー”柳本 景義:ご存知でしょう?先の戦闘で奪われた宝玉……龍玉ですよ」
外交官:「なッ……、ということは貴殿は……いや、皆までは言いますまい。かたじけのうござる」
“バンテージ”ビアンカ:ひそかな柳本さん大物感。
外交官:「しかし、これを渡したら、貴殿の立場が危うくなるのでは?」
“ウィロー”柳本 景義:ははっ……そのような心配はしないでよろしい。私はただの占い師、どうなったとしても、国本には迷惑はかけないよ」
GM:では、そんなセリフをいうウィローの顔アップでこのシーンを切りましょう。イイ感じでした。
“スティンガー”フローラ:よいですなあ。いい感じに怪しい。
“バンテージ”ビアンカ:スパイというより隠密感。
GM:次はフローラかビアンカですが、イメージなにかあります? 無理に真相消去は使わなくてもいいですよ。
“バンテージ”ビアンカ:私は少し怒られたフローラとのかけあいみたいにできたらうれしいです。
“スティンガー”フローラ:はーい。
GM:じゃあ、一緒のエピローグにしましょうか。どんな日時と場所なんでしょうね?
“スティンガー”フローラ:午後のティータイムとか?
GM:では、うららかな午後のティータイム。屋敷の中庭とかで優雅にお茶を飲んでいます。
“バンテージ”ビアンカ:「スパイ仕事大変でしたね」お嬢様の好きな銘柄のお茶とお菓子を用意。
“スティンガー”フローラ:「ええ。けれどまあ、いつものことですから。実は旦那様とも任務中に出会ったんですのよ? 後でそれっぽく表向き出会いなおしましたが」と笑いながらお茶を一口飲みます
“バンテージ”ビアンカ:「オーブのこともすごくいい判断だったと思います。なんにでもそれにふさわしい場所がありますよ」
“スティンガー”フローラ:「いえいえ。これからはビアンカも仲間になってくれましたから、依頼が受けやすくなりますわね」
“バンテージ”ビアンカ:「もちろんわたしにふさわしい場所はお嬢様のとなりですよ」照れた顔をみられないようにお茶のおかわりの用意に向かいます。
“スティンガー”フローラ:「ええ。これからもよろしくお願いしますわね、ビアンカ」フローラにとっては当たり前といった様子で応えますね
“バンテージ”ビアンカ:いいですね。デレられたので満足ですw
GM:では、そこで終了しましょうか。『蒸壁のエスピオナージ:リプレイ1 Orb in the sky』終了です。お疲れ様でした!
PCたち:ありがとうございました!
痕跡が面白い!気付かれずに任務を達成しよう!
スパイアクションを再現した痕跡のルールが本当に面白いです。
ぜひ遊んで体感してください。
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蒸壁のエスピオナージのユドナリウム用のトランプデータ作ります!ご協力していただける方は、駄兎本舗さんのdiscordにご参加ください!
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1.ソルジャー たぐっちゃん
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